タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

沖縄ご当地アンパンマンアイスを食べたことがない沖縄県民がいた

職場で衝撃的な言葉を聞いてしまった。

 

「Tさん……アンパンマンアイス食べたことないみたいですよ。」

 

!!!!

アンパンマンアイスってあのアンパンマンアイスだぞ!!!

沖縄県民なら誰でも知っているアイスオブアイス。

沖縄のアイスクリームと言えば、ブルーシールアイスを抑えてアンパンマンアイス!って人も少なくない。それぐらい代表的なアイスクリームを食べたことがないなんて。

衝撃を受けつつも本人から話を聞いた。

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なお正式名書はアンパンマンスティックみたい。

初めて知った。

 

何で食べたことないの?

ハッキリ言おう。

TVで良く見る100人中1人を狙うってやつあるじゃん。

あのレベルでヤバイ事ってのをわかってもらいたい。沖縄県民を適当に100人集めたら1人レベルの事件だ。

現在の沖縄県人口が1,431,656人。

恐らくアンパンマンアイスを食べたことない人は

45人

ぐらいだはず。それぐらいの衝撃。

 

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その理由を本人に直接聞いてみた。

 

T「な なんででしょう・・・ソーダ7とかはあるんですが・・・」

 

ソーダ7!

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ソーダ7とは30円で売っているアイスキャンディー。

30円だよ30円!!!

日本で1番安いアイスでしょ。

Tはアイスが嫌いってわけじゃない。ソーダ7は食べてるからね。

ってかソーダ7最近みない。何もかもが懐かしい味だ。

 

でも、アンパンマンアイスを30歳になるまで回避し続ける人生が不思議でならない。

 

その本当の理由がTから零れ落ちた時……君は刻の涙をみる。

 

T「小遣いとかなかったのでそれの可能性もありますねw」

T「小遣いとかなかったのでそれの可能性もありますねw」

T「小遣いとかなかったのでそれの可能性もありますねw」

 

小遣いとかなかった

 

何度でも言おう。

アンパンマンアイスは50円だ。

確かに、幼い子供にとって50円は決して安い金額ではない。お小遣いの基準はわからないが、基本的に100円や50円ぐらいは貰えると思っていた。

勝手に思っていたのだ。お小遣いがあると。

 

Tが住んでいる世界線の沖縄は

小遣いとかなかった

 なかったのだ……。

何で僕は勝手に沖縄の人なら絶対アンパンマンアイス食べてると思ってたんだろう。

なんていう傲慢さ。もし少年のTがいたらアンパンマンアイスをいっぱい買ってあげたい気持ちになった。

 

しかし……一つだけ疑問が残る。

 

なぜソーダ7は食べたことがあるのだろうか?

 

ソーダ7もアイスだ。タダじゃない。30円する。

アンパンマンアイスは50円。差額は20円。

ソーダ7を1回食べるの我慢すれば……なんとなればアンパンマンアイスに手が届く金額にはなる。おかしい。アンパンマンアイス食べちゃ駄目な家や地元ルールは聞いたことがない。

非常に聞きにくい問題だが、勇気を振り絞って聞いてみた。

 

「あのさ、小遣いがなかった理由教えてもらってもいいかな?」

 

Tの辛い過去を暴くようで気まずい気持ちになる。

しかしアンパンマンアイスは食べれないけどソーダ7は食べれる理由が知りたい。

 

T「小遣い・・・わからないですねw
最初から特に貰えなかったので疑問持ってませんでしたw」

 

こんな悲しい物語があるだろうか。

思わず聞いたことを後悔してしまったレベル。涙なしでは語れないTの少年時代。

 小遣いが多いとか少ないとかじゃない。最初から貰えないのだ。

すまないT。僕が間違っていた。全ての家庭に小遣いがあると思っていた甘ちゃんを許して欲しい。今ならTにおもいっきりアンパンマンアイスを食べさせるだけのお金はある。一緒にスーパーに行こうかT。そしてアンパンマンアイスを食べてくれ。

 

T「あっ でも」

 

!?

 

T「100円くださいって言ったら いちおうもらえたりしました」

 

え???

 

100円くださいって言ったら いちおうもらえたりしました???

 

それって……世間一般で言う

 

小遣い

 

だよね???

 

T「wwwwwwwwwwwww」

 

いい加減にして!!

 

Tにアンパンマンアイスを絶対食べさせないと誓った一日であった。

 

 

 

おまけ

最後にTにアンパンマンアイス食べてみたい?って聞いたら

 

T「あおお 食べてはみたいです 食べたことないので・・・袋からはまだおいしそうとかは感じてないです!」

 

Tが怖い。