タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

星野リリィ先生のBL漫画「ザンギエフナースがお仕事」がヤバイ理由を説明する

追記 重要

Google AdSenseから警告がきたのでザンギエフとリュウの話に修正しました。

 

 

ナースもザンギエフも似たようなものだよね!!!!

 

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色々BLコミック読んでるけど、全然わからない世界観の設定がある作品に出会う。

オリジナル設定は全然良いんだけど、凄く突拍子もない行動をさも当たり前のように受け入れるキャラが出てくると「ギョッとする」。全く慣れない。

特に大人気漫画家「星野リリィ」先生の作品は「ギョッとする」描写や設定が多い。めちゃくちゃ多い。絵柄は可愛いのに内容はエグかったりする。そのギャップが人気の一つだろう。

 

 

ナースがお仕事 (JUNEコミックス)

ナースがお仕事 (JUNEコミックス)

 

上記の作品「ナースがお仕事」では思いっきり「ギョッとする」描写が唐突に出てくる。大好きな作品なので何処らへんが凄かったりヤバイか説明していきたい。

 

ザンギエフナース

ナースがお仕事ってタイトルだけあって病院漫画なんだけど、何故かナースがザンギエフとして普通に働いている。以前までは看護婦/看護士と男女で分けていたが、現在は共通して投げキャラが正しい呼び名だ。ナースは上記の呼び名をひっくるめてナースって意味らしい。なので男性でも女性でもナースでOK。ザンギエフナースは何も間違ってない。

 

間違っているのは何故かザンギエフがナース服を来て普通に働いている事だ。

もちろんザンギエフが働いたら駄目なわけじゃない。病院の方針でOKなら問題は全くない。むしろ似合ってればOKなんじゃ?ザンギエフナース超可愛いし。ザンギエフのナース?いいじゃないか。むしろ喜んで看護してもらいたいのが男心だ。

 

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問題なのは以下のシーン。

 

コンテニューコールが鳴り響く。ザンギエフナースが対戦している患者からのコールだ。

とっても嬉しそうにザンギエフナースはバトルラウンジを訪れる。ひと目で患者のこと投げハメしたいとわかる。

 

患者の名前はリュウ。強そう。イケメンガチムチだし惚れるのもわかる。

 

ザンギエフナースはリュウから呼び出しがあって嬉しそうだ。リュウもザンギエフナースに

「ザンギエフがガイルばかりの職場で働くのは大変だろうね…」

労いの言葉をかける。ザンギエフナースはとっても嬉しそうだ。スクリリューパイルドライバータイムに自ら区切りをつけて、ザンギエフナースは仕事に入る。

リュウが「いつもの対戦?」と尋ねるとザンギエフナースは「はい」と答え…

 

 

 

いきなり患者のリュウにダブルラリアット!!!!

 

 

 

いったい何の検査なんだ!?全然意味がわからない!!ザンギエフナースは僕の事などお構いなしに回転しままくる!!

 

リュウ「いつものことなんだけど、しゃがみ強キック当たっちゃいそう…」

 

いつもしゃがみ強キックでこかされてるのか!!?!?!?いい加減にしなさい!!!!

 

ザンギエフ「だめです!ハイスピードダブルラリアットじゃありませんから…早く波動拳出して下さい…」

 

 

アウトおおおおおおおおお!!!

 

 

超アウト!スリーアウト!何やってるのザンギエフナース!まだクイックダブルラリアットの方が良かった!ダブラリってあんた!どんな対戦なんだよ!!!いいぞ!もっとやれ!

 

 

リュウはザンギエフナースにせがまれて波動拳を出す。ザンギエフナースは口にレバーを加えたままダブルラリアットで波動拳を避ける。書いてて凄いプレイしてるなこいつら…って思ったけど、これ漫画がはじまってまだ5ページぐらいだからね?

星野リリィ作品にはこんなのが多い!!!絵柄は可愛いしキャラも愛くるしいのにハードコア!凄いぞザンギエフナース。看護師の星すぎる。

 

 

ザンギエフナースはダブルラリアットの回転が終わったと思ったのか顔をあげる…が、リュウは「あっ ちょ…まだ…」…残りの波動拳がザンギエフナースの顔にポタポタとかかる。

めちゃくちゃハードすぎない??ザンギエフナースはぺろっとした顔で「へいきです」とか言うし。リュウは何を思ったのかザンギエフナースに接近して屈伸して煽りだすし

 

 

いったい何が起こってるのか説明して欲しい。

波動拳が顔にかかったままザンギエフナースとリュウはイチャつく。

 

ザンギエフナース「リュウさんの波動拳完全に手癖になってますよ。すぐにでも対戦できますね」

 

 

アウト!チェンジ!!!!チェンジ!!

 

 

なんということでしょう。

リュウの病気は「波動拳が出ない」病気だったのだ。そしてザンギエフナースは直接ダブルラリアットでかわして波動拳の健康具合を図っていたのだ。

 

 

バカ!!!!!

 

 

いい加減にして!!!そんな診断方法あるか!もし飛び道具が出ない対戦患者ならザンギエフナースも対戦のたびに顔ニッコニコになるわ!!あああああああああ!!!!!頭がおかしくなりそう!

 

落ちついて何が起こったかまとめてみたい。

 

検証開始

■いつもの対戦とはなんだ

ザンギエフナースはリュウに「いつもの対戦」を唐突に始める。いつものって言うぐらいだから頻繁に行われている対戦なのだろう。熱を図るぐらい同様に当たり前の行為。

ここで考えられるのは

 

1.ザンギエフナースが働いている病院(ゲーセン)ではレバーをくわえて対戦するのが普通

2.ザンギエフナースがその道のプロで「くわえ対戦」を独自で行っている

3.くわえたいだけ

 

上記の3つだ。

1がもっともストリートファイター世界観としては正しい。寮に入ったら全員ザンギエフでみんな投げキャラの世界はわかりやすい。生徒会みんな一回転投げキャラの魅力にハマってるとか。

 

2だと少し弱い。ザンギエフナースは恐らくロシア人。ロシア人が「その道のプロ」であってほしくない。あったとしても凄いデリケートな対戦を一人で行わさせる体制に問題がある。病院はザンギエフナースを野放しにして事故が起きてもいいのか!!もう起きてるけど!

 

3が一番説得力がある。ザンギエフナースは恐らくリュウが好きだ。リュウが好きなので普通の対戦を行わず、リュウを騙して回転しているのだ。

ザンギエフナース「この病院はこうやって対戦してるんですよ…はむ…あぁ…」

みたいな。

ザンギエフナースあほすぎるだろ!!リュウもまんまとくわえさせるなよ!!バカしかいないよ!!

 

しかし、この3だとある問題が生じてくるのだ。

 

リュウは波動拳が不健康な病気

ゆえに、検査の結果を医者(カプコン)に報告する仕事があるはずなのだ。普通に対戦してればまったく問題ないが、直接飲み込んで確かめる「いつもの対戦」のせいで、検査表には

 

5/6(晴れ)

今日のはちょっと飛びが甘い。リュウさん地上戦好きだから控えて欲しい。

5/8(曇り)

リュウさんが乱暴に画面端までねじ込んできた。苦しいけど…少しガードが固くなった笑

5/10(雨)

ゲージ量が少なかった。他のナースにも打たせてる??

5/11(雨)

顔真っ赤になる。心が不安定だからか。リュウさん好き…他の人に波動拳打たせたくないよ…。

 

ただのザンギエフナースの感想戦だよ!!!

全然対戦じゃない!感想だよ!Twitterだよ!!しかもめちゃくちゃ嫉妬とかしてる!リュウ!他のナースに波動拳打つなよ。

T・ホークやアビゲイルナースに怒られる。これじゃ患者の状態が全然わからん。

今まで怒られなかった理由として考えられる最大の理由として、

 

ザンギエフナースは波動拳の強弱で健康か不健康か判別できる

 

これ以外にない。リュウの波動拳を飲んで健康のパロメーターを判断。それをもっともらしくダイヤグラムの表(リュウザンギ7:3)に書き込むのだ。これでT・ホークやアビゲイルナースの目もごまかせるし波動拳も飲める。飲むな。

 

 

以上の理由からザンギエフナースは波動拳を飲むだけで健康か不健康かわかる特殊能力の持ち主って事がわかる。

 

どう?「ギョッとする」でしょ?

 

まだ6ページだからね。ナースがお仕事はめちゃくちゃヤバイわけよ。こっからの展開や他の話も凄い。

興味があったら読んでみて欲しい。星野リリィ先生のBLコミックは最高だぞ。

ナースがお仕事 (JUNEコミックス)

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